人狼ゲームで役職を引いたとき、特に「多重人格(狂人や憑依者とも呼ばれる)」を引いたとき、こんな疑問を持ったことはありませんか?
- 何をすれば“正解”なのか分からない
- 騙らないとダメ?
- 潜伏してたら「何もしてない」と言われる
- 頑張ったのに評価されない…
多重人格(狂人)は、人狼ゲームの中でも最も誤解されやすい役職です。しかし同時に、最もゲーム展開に影響を与えられる“自由役職”でもあります。
この記事では、多重人格(狂人)の本当の目的から、具体的な立ち回り、そして「仕事した狂人」と言われる条件までを整理してみます。
多重人格(狂人)の目的を誤解していない?
まず一番大事なことから。
多重人格(狂人)の目的は「生き残ること」でも
「目立つこと」でもありません。
多重人格(狂人)の目的はただひとつ。
👉 人狼陣営を勝たせること
これだけです。
- 吊られてもOK
- 噛まれてもOK
- 正体がバレてもOK
極端に言えば、自分がどうなろうと、人狼が勝てば多重人格(狂人)は成功です。この割り切りができるかどうかで、多重人格(狂人)の立ち回りは一気にラクになります。
「騙るべき?潜伏すべき?」
初心者が一番悩むポイントです。
結論から言うと、どちらも正解。大事なのは“盤面に合っているか”です。
多重人格(狂人)には「決まった最適解」はありません。なぜなら、多重人格は村と狼のバランスを壊す役だからです。
- 騙ったほうが村が混乱するなら → 騙る
- 潜伏したほうが狼が動きやすいなら → 潜伏
つまり、自分のプレイスタイルではなく、盤面基準で選ぶのが正解です。
初心者向け|狂人ムーブ3パターン
ここからは、初心者でも実践しやすい
代表的な多重人格(狂人)ムーブを3つ紹介します。
① 王道:占い師・霊媒師を騙る「騙り多重人格(狂人)」
最も分かりやすい動き。
向いている状況
- 占い師が1人しか出ていない
- 村が情報職に依存している
- 人狼が潜伏したい構成
ポイント
- 結果は「それっぽく」出す(黒を出しすぎない)
- 真占いと殴り合わない
- 村を割ることが目的で、信用を取る必要はない
1人でも真を迷わせられたら成功です。
② 静かな仕事人:潜伏して票と発言で壊す
「何もしていない多重人格(狂人)」に見えて、実は一番“上手い”と言われやすい動き。
向いている状況
- 人狼がすでに有利
- 情報職が多く、騙ると破綻しやすい
- 村が整理されすぎている
ポイント
- 村人っぽく自然に発言
- 重要な場面で“票をずらす”
- 人狼に票を集めない流れを作る
配信解説で評価されやすいのは、このタイプの多重人格(狂人)かもしれません。
③ 撹乱型:場を荒らす“ノイズ役”
少し上級者向けですが、配信では非常に映えます。
向いている状況
- 村が論理的に固まりすぎている
- 人狼が追い詰められている
- 1日でも時間を稼ぎたいとき
ポイント
- 強い主張をぶつける
- 議論の時間を消費させる
- 真偽不明の情報を混ぜる
目的は正解を出すことではなく、判断を遅らせること。
「仕事した多重人格(狂人)」と言われる条件とは?
試合後に、「あの多重人格(狂人)、仕事したね」と言われる人には、共通点があります。
✔ 仕事した多重人格の条件
- 人狼が吊られにくい盤面を作った
- 村の判断を1日以上遅らせた
- 真占い・真霊の信用を落とした
- 組織票が通りやすい状況を作った
- 自分が吊られても“意味のある吊り”だった
逆に、
- 最後まで生き残った
- 発言数が多かった
だけでは、評価されません。結果として人狼が動きやすかったか。これが唯一の評価基準です。
まとめ
多重人格は「上手くやろう」とする必要はありません。大切なのは、
- 自分の評価を気にしない
- 生存に執着しない
- 盤面を見て“一番嫌なこと”を村に起こす
こと。
- 視聴者目線では“正解が分かっている存在”
- 解説がしやすい
- 意図が後から回収される
という理由で、配信・解説との相性が非常に良い役職です。だからこそ、目立つ役ではなく構造を壊す役として理解されると、解説需要の高いプレイヤーになります。
狂人は主役ではない。でも、物語の流れを変えられる役職。
もし次に狂人を引いたら、「何をすれば評価されるか」ではなく、人狼が一番楽になるのは何かを考えてみてください。それができたとき、あなたは間違いなく“仕事した多重人格” です。

