紛れ込んだのはAI! 機械の正体を暴く人狼『Turing Heads』Steam配信開始

紛れ込んだのはAI! 機械の正体を暴く人狼『Turing Heads』Steam配信開始

紛れ込んでいるのは「人間のフリをしたAI」

ちょっと変わり種の人狼が登場しました。2026年8月13日、ソーシャル推理パーティゲーム『Turing Heads』がSteamで配信を開始しています。開発・販売はGroundbreakers。3〜8人で遊べるのですが、この村に紛れているのは人狼ではなく、なんと1体のAIなんです。

進行はいたってシンプル。毎ラウンド、参加者全員が同じお題に答えるだけです。「最高のピザのトッピングは?」「完璧な土曜日の過ごし方は?」といった、ひねりのない質問で難しいことは何もありません。それでも、書かれた言葉を並べて見比べていくと、だんだん「この答え方、なんか人間っぽくないな」と引っかかる相手が出てくる——そこからが本番です。

顔も名前も出ない。手がかりは「書いた言葉」だけ

公式によると、本作にはユーザー名も顔アイコンも表示されません。あるのはコードネームと、自分で選んだ言葉だけ。声色や表情に頼れないぶん、文章のクセや温度感がそのまま証拠になるわけですね。逆に言えば、AI側は「人間らしい言い回し」さえ作れれば最後まで溶け込めてしまうということ。なかなか手強そうです。

勝敗は村全体の多数決で決まる

終盤、全員が「誰がAIか」を最終回答します。そして多数決で正解できれば人間側の勝利、外せばAIの勝ち。ひとりが真実にたどり着いても、村を説得できなければ負けてしまうという設計です。この「個人の推理より場の合意」という詰め方は、まさに人狼の醍醐味と言えるのではないでしょうか。

遊ぶほど賢くなるAIと、視聴者参加型のTwitch連携

もうひとつ注目したいのが、プレイヤーが書いた回答がAIの学習材料としてフィードバックされる仕組み。つまり遊ばれれば遊ばれるほど、AIは人間の言葉づかいに近づいていきます。さらにTwitch連携に対応しており、配信中は視聴者も一緒に「ヒューマンかAIか」を投票可能。当てた人は終了時に名前が表示されるとのことです。

価格は530円。対応言語は英語とフランス語で、現時点で日本語には未対応という点だけは注意が必要です。それでも、AI時代ならではの新しい人狼として一度は触れてみたい一本。JINRO PRESSも今後の動向に注目していきます。

出典: https://store.steampowered.com/app/4998270/Turing_Heads/