人狼ゲームにおける「マジシャン」は、特殊能力を持つ市民プレイヤーです。この役職の持ち主は、ゲーム開始時の第1夜に、他のプレイヤーからカードを1枚奪い、そのカードの役職を自分のものとします。奪われたプレイヤーは翌朝から「市民」の役職に変わります。特に、「人狼」や「メンタリスト」のカードを奪った場合、残りの人狼が2人以上いる状況であれば、カードを奪われたプレイヤーは裏切り者とみなされ、その夜の人狼の襲撃ターゲットにされ、殺害されます。この時、人狼が襲撃しようとしていた別の市民は救われます。

マジシャンの主な活動
- カードの奪取: 第1夜に限り、他のプレイヤーのカードを奪い、その役職を自分のものとします。
- 役職の変更: 奪われたプレイヤーは、「市民」となります。マジシャンは奪ったカードに応じた役職と能力を得ます。
勝利への鍵
- 適切なターゲットの選択: カードを奪われた対象者が、人狼チームだった場合、2日目の朝に役職を奪われた対象者は「自分の人狼はマジシャンに奪われた」と主張します。このセオリーを使い、役職を奪われていない人狼も「自分の人狼はマジシャンに奪われた」と嘘をつく可能性があります。このような嘘が得意なプレイヤーからカードを奪うことで、嘘の可能性を排除する戦略があります。
- 新たな役職の活用: 奪ったカードによって得た新たな能力を、市民チームの勝利に貢献する形で活用します。
ウルフ先輩から一言

「マジシャン」は人狼ゲームにおいて非常に影響力のある役職であり、第1夜に行う選択がゲーム全体の行方を左右する。この役職を持つプレイヤーは、自身の行動が市民チームの勝利にどのように貢献できるかを熟考し、慎重にカードの奪取対象を選ぶ必要があるんだ。